セッション情報
各セッションにはUDトークによるリアルタイム字幕を提供しています。
セッション時間は変更される可能性があります。
※敬称略
セッション一覧
14:00〜14:15:
オープニング
当日のセッション情報やタイムテーブルなどイベントについてお話しします
14:15〜15:00:
ニューロダイバーシティの視点で考えるひとりひとりが生きていきやすい社会について
改正障害者差別解消法により、2024年4月からは民間企業も「合理的配慮」の提供が義務化されます。このセッションでは、注目の高まる「合理的配慮」や「環境の整備」について、「ニューロダイバーシティ(脳の多様性)」という新しい視点から捉え直し、企業の未来を語ります。ひいては、ひとりひとりがより快適に生きていける社会の構築について考えたいと思います。
村中 直人(むらなか なおと)
Neurodiversity at Work 株式会社 代表取締役
一般社団法人子ども・青少年育成支援協会 共同代表
人の神経学的な多様性に着目し、脳・神経由来の異文化相互理解の促進、および働き方、学び方の多様性が尊重される社会の実現を目指して活動。2008年から多様なニーズのある子どもたちが学び方を学ぶための学習支援事業「あすはな先生」の立ち上げと運営に携わり、その後「発達障害サポーター'sスクール」での支援者育成にも力を入れている。現在は企業向けに日本型ニューロダイバーシティの実践サポートを積極的に行っている。
Ten
合同会社Ledesone 代表/インクルーシブデザインプランナー
ワークショップやリサーチを通じて、企業の製品・サービス開発改善支援の他、発達障害との共創プロジェクト「ハッタツソン」を展開するなど、見えづらい障害や特性を活かしたインクルーシブデザインに挑戦するプランナーとして活動中。LD(主に書字障害)とADHDの当事者。
15:05〜15:35:
発達障害の視点を活かし、その可能性を広げる2つのタスク管理アプリ
発達障害による困りごとを「タスク管理」で解決しようとしている2人が登壇します。一般のビジネスシーンでも使われる「タスク管理」で発達障害傾向をカバーする方法や、その方法を落とし込んだ「タスクペディア」「コンダクター」という2つのツールについて語ります。仕事を含めた日々のタスクをこなすのに課題を感じている方、周囲でサポートする方はぜひご参加ください。
小鳥遊(たかなし)
TASK DESIGN LAB. 代表
社会福祉法人SHIP リワークトレーナー
無料タスク管理習得支援アプリ「タスクペディア」を考案。「発達障害×タスク管理」を軸とした活動を展開。就労移行支援事業所でのプログラム講師などを行ない、執筆した書籍「要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑(サンクチュアリ出版)」は11万部を超える(2024年2月末現在)。
寺戸 慎也(てらど しんや)
フェルマータ合同会社 代表
ハッタツソン2019にて、タスク管理アプリ「コンダクター」を発案し、最優秀賞を獲得。就労支援機関の相談員として、発達障害当事者を含む若者の就労支援をしながら「コンダクター」の開発を続けている。
15:40〜16:00:
共有できるセルフケアアプリ「Focus on」の誕生秘話
共有できるセルフケアアプリ「Focus on」について、どのような経緯で開発に至ったのか/どのようなアプリなのかなどをお話しします。発達障害の当事者であるという原体験から始まり、今では「”普通”を頑張る人に向けて」と、障害や診断の有無問わずご利用いただけるツールを目指しています。見えない困りごとや疲れを抱えている方、そんな方々を周囲で見守っている方は、ぜひご参加ください。
森本 陽加里(もりもと ひかり)
一般社団法人Focus on 代表理事
立命館大学 産業社会学部 3回生
自身が通常学級に在籍する 発達障害児で、2度の不登校経験から、発達障害児にとって学校をより選択しやすい学びの場にしたいと考え、学校内で発達障害児一人一人に合った支援を実現するアプリ「Focus on」を考案。第7回高校生ビジネスプラングランプリにて審査員特別賞受賞。
16:05〜16:25:
心のパロメータを可視化するアプリ「MARUMARK」で目指すインクルーシブな世界
「MARUMARK」はセルフコーチングツールです。このアプリが生まれた原体験やアプリを通じて解決したい社会課題とその未来についてお話しします。
鈴木 円香(すずき まどか)
株式会社COMARU 代表取締役
1994年生まれ。徳島県出身4児の母。母子支援や家庭のケアの必要性を感じ、2021年株式会社COMARUを設立。奈良県内の子育て支援に追力、2022年に周産期特化型の訪問看護ステーションまるまるを開設、発達障害を抱えた方や、それを取り巻く家族のケアも行い社会課題に取り組んでいる。特性があってもなくても全ての人が生きやすい世界、本当の意味で支えあうインクルーシブな世界を目指す。
16:30〜16:50:
コクヨのインクルーシブデザイン
藤木 武史(ふじき たけし)
コクヨ株式会社
グローバルステーショナリー事業本部インクルーシブデザイン推進リーダー
プロダクトデザイナー/同社で商品デザインの初期段階からリードユーザーと共にインクルーシブなデザインプロセスを取り入れた開発手法を推進中。 また2018年に特定非営利活動法人インクルーシブデザインネットワークを設立。若手クリエイターのインクルーシブデザインの教育や支援活動を行っている。
16:55〜17:15
発達障害の視点を活かした新規事業開発の取り組み
株式会社リコーのアクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス)」において、忘れ物防止や持ち物管理の支援事業を構想。Ledesoneとの連携により、当事者へのインタビューやサービスの価値検証を行うなど、発達障害の視点からの新規事業開発活動についてご紹介します。
木田 夕菜(きだ ゆうな)
リコーITソリューションズ株式会社
家族が忘れ物や持ち物管理に関する課題を持っていたことから、株式会社リコーのアクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス)」において、忘れ物防止や持ち物管理の支援事業を構想し、活動チームのリーダーとして、事業化に向け活動を実施。
マスブチ ミナコ
合同会社Ledesone デザイナー
美術専門学校卒業後、Web制作会社での勤務からフリーランスを経験。Ledesoneではユニバーサルデザインに焦点を当て、グラフィックレコーディングも手がける。現代アーティストとしても個人活動。ADHDとASDの当事者で、猫好きの甘党。
17:20〜17:50:
ディスレクシア当事者と開発者が語る「UDデジタル教科書体」の広がり
ディスレクシアの当事者がどうUDデジタル教科書体に出会ってどう活用しているのかと、UDデジタル教科書体がこれまでどのように広がっていて、これからどうなっていくのかを当事者と開発者の2人で話します。
高田 裕美(たかた ゆみ)
株式会社モリサワ CB企画推進室 UD担当 ブランドエキスパート
書体デザイナーとして32年間、さまざまな分野の書体を⼿掛け、2007年頃からは「BIZ UD明朝/ゴシック」「UDデジタル教科書体」のチーフデザイナーとして企画・制作に従事。現在は書体の重要性や役割を普及すべく、教育現場と共に UDフォントを活用した教材配信、講演やワークショップ、教育系の雑誌や学会誌への執筆、取材対応など広く活動中。2023年に初の著書『奇跡のフォント』を時事通信社より出版。
ミー
合同会社Ledesone 学生インターン
心理系を学んでいる現役大学生。高校生の時にLD(読字障害)と判明。発達障害の中でも当事者の声が届きにくいLDですが、その前進に貢献すべく現在Ledesone で学生インターンとして活動中!
17:55〜18:30:
当事者と考える見えづらい困りごととアクセシビリティ
日常生活や学校、仕事など社会全体で当事者がどのような見えづらい困りごとに直面しているか。その困りごとに対してどのように社会全体の仕組みを変えアクセシビリティを向上できるのかをお話します。
大西 あかね
合同会社Ledesone
認定リードユーザー
LD(算数障害)の当事者。
ミー
合同会社Ledesone
学生インターン
LD(読字障害)の当事者。
aya
合同会社Ledesone
グラフィックレコーダー
知的障害あり発達障害児の親。
いっちー
合同会社Ledesone
デザイナー
ADHDと色覚障害の当事者。
18:30〜18:45:
クロージング
18:45〜20:00
展示鑑賞・交流会
20:00までゆっくり展示を周ったり出演者・出展者・参加者同士での交流ができる時間です。
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